2016年6月17日金曜日

小言9:逆算の人生

私の伯父が亡くなってもう随分になりますが、その伯父が東京に出てきた時に
私に話してくれた一言が今でも心に残っています。

伯父 「ある程度生きたら、逆算の人生を考えるべきだ。いずれ判る。」
30歳代の私  「何が起こるか判らないから、逆算したくても出来ない。」

あれもしたい、これもしたいと思っていた私は、伯父の話を理屈では
理解した様に思っていましたが、本当には理解できていませんでした。

当時の伯父の歳に近付いた今、「逆算の人生」も考える必要があると
感じ始めました。後、残り何年働く意欲が続くのか、いつ病気で倒れる
のか、子供達の手が掛らなくなるなるのはいつか、借金を完済するのは
いつか、などなど、否応なしにゴールが見えてきた今、
「逆算」で、自分が「やっておくべき事」を意識しておいた方がよいと思います。

「自分の死からの逆算」など縁起でもないとは思わないでくださいね。
誰も逃げられないのですから!

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